2017年09月30日

なくなった方を悼むための儀式の多様化

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葬儀の形が多様化しており、種類を把握しておくことで利用しやすくなるでしょう。家族葬と一般葬儀の違いとしてあげられているのは、家族葬の場合、特に弔問客を呼ばないことです。全て身内だけで済ませるため、経費を抑えられること、特に葬式や通夜の知らせをする必要がないため、人員を咲く必要がないこともあげられています。

対して一般の場合、弔問客を呼ぶために受付に最低でも2人は必要となり、会葬礼状も必須となるでしょう。また、香典・香典返しも必須です。遠方から来る弔問客のために案内の指差し看板が必要となることや、駐車場の整理を必要とすることも一般的といえるでしょう。

更に、家族葬を簡略した形が直葬です。通夜・告別式を省略し、直接火葬場でお経をあげてもらう場合や、お経をあげずに火葬を済ませる場合も珍しくなくなりました。直葬を行う人の場合、故人の遺志によって、お墓も自然埋葬を行う場合が少なくありません。

ここまでは個人葬と呼ばれる形ですが、会社で行う社葬という形もあります。社葬とは、喪主が遺族で施主が企業となり、企業に多大な貢献をした人を通夜・告別式を含む全て企業の負担で行うことです。流れとしては一般葬儀とそれほど変わりありません。

しかし、なくなった方の多大な業績をたたえること、社内外にその人がなくなったことを改めて示すことができるのは事実です。偉大な企業のトップがなくなった場合を中心に、個人や一族で経営している会社では比較的行われる傾向があります。


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