葬儀に参列する時に守りたいマナーの中には、服装や持ち物をはじめとして身につけるアクセサリーに関するものがあります。葬儀のアクセサリーについては、基本的には結婚指輪以外のものは控えるというマナーが存在しています。
しかし最近では喪服の変化や西洋の文化の影響もあって、真珠のイヤリングやネックレスなどをつけて葬儀に参列する方も多くなっています。ここで注意すべきなのは、真珠であればどんなものでもよいというわけではなく、場合によっては非常識と思われてしまうものもあるという点でしょう。
是非知っておきたい葬儀のアクセサリーマナーの一つは、たとえ真珠であっても粒が大きいものや光を反射して煌びやかになってしまうものは避けるということです。それで仮に真珠のアクセサリーをつけていきたいと思うなら、丸くて小粒のもの、白色や黒色、またはグレーのものを選ぶようにしましょう。
また真珠のネックレスでも二連のものは、不幸が二重になるという意味でマナー違反とされていますし、長いネックレスも見た目が華やかになるため葬儀には不釣り合いであったり、さらにはお焼香の際に邪魔になるといった理由で、葬儀のアクセサリーとしてはNGとされています。