2021年03月09日

1日葬を選ぶ上で知っておくべき注意点

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葬儀の種類の1つとして、参列者や遺族への負担を減らす事ができる式タイプの1つとして1日葬があります。通夜は執り行わずに告別式と火葬を1日で済ませる事ができる式になるので、規模や費用面でもぐっと抑える事ができる葬儀の種類となります。

ただし執り行う上での注意点として、菩提寺がある場合は許可を得る事が重要となります。仏式では通夜と告別式を2日間に分けて行う必要があり、これは故人の供養という意味も含まれています。それを1日に短縮してしまうという場合は、様々な事情も踏まえて菩提寺への説明と許可は必要となります。

また風習やしきたりなどを重んじる地域であれば、理解を得られない可能性もある事は考慮しておく事もポイントです。場合によっては注意や意見などを多くうける場合もあるので、その点は遺族側がしっかり説明したうえで対応する事が必要となってきます。

また1日葬の場合は費用面や参列者を抑える事ができるので、遺族側にとっては負担を抑える事に繋がります。ただし1日の場合は予定によっては参列できない人も多く、その場合は後日弔問客として訪れることを想定しておく事が大切です。

通常の一般葬に比べると弔問客の数は多くなる事が予想できるので、遺族側にとってはその後の対応が増えるという事も把握しておくようにします。


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