葬儀に参列する際に気になるポイントであり、わからなくて不安になりがちな点となるのが焼香ではないでしょうか。自らの身を清らかにしたり、仏様や亡くなった故人に対して敬意と感謝の心を捧げる意味があり重視しておくべきです。
細かな作法は宗派による違いもありますが、基本的な流れとしては前の順の人が焼香を終えて着席してから席を立ち台の前に移動し、遺族に一礼しましょう。その後は台に更に近づいて遺影に一礼し、宗派ごとに定められている回数の焼香を行います。
そして合掌して一礼し、再び遺族にも一礼してから席に戻るというのが一般的な流れです。家臣との関係が深い順番に行うことになるので、喪主が最初で次に遺族、そして親族が終わってから一般の会葬者という流れになります。
だからこそ前の人を見ればわかると考えがちですが、前の人で見えなかったり遠くてわからない場合もあるので事前に調べておくべきです。故人の宗派に合わせても良いですが、自分の宗派とは違いはっきりとした方法がわからない時には無理をせず、自分の宗派に従うというのも一つの手段です。マナーを守ることにより、故人への敬意を表すことができるのでマナーには十分気をつけましょう。