意外と身近なものとして、そして意外と知らないものとしてあるのが焼香です。どんなもので作られているのか、というのはあんまり知られていることではないでしょう。香木や香原料などを細かく刻んで調合しているものであって、要するにそれを燃やすことによって香りが立つというものになります。
強い香りということにはなりますが不快な香りというわけではなく、心を落ち着かせることができる香りであることが多いです。さて実際のお葬式でどのようにお焼香をするのかということですがそれほど難しい話ではないです。
まずは焼香台の前に出て行きます。司会をしている人がいますから基本的にはその指示にきちんと従って行動するようにしましょう。そして、置いてある抹香を掴んで、香炉に落とすという形になります。やることは本当にこれだけであり何回やるかというのが多少宗派によって違ったり、祈る動作を入れるかどうかといったようなことも多少の違いは出てくるでしょう。
違う部分というのはそのくらいであって他に細かい動作があるというわけでもありませんのでそれほど大変なことではないと言えるわけです。考えるべきことは色々とあるわけですがこの時にはしっかりと手のひらを合わせて祈るということを最後にするようにしましょう。