2020年12月01日

段取りよくステップを踏むことがポイント

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葬儀が無事に執り行えたとして、その後はどうすべきでしょうか。通夜が行われて、葬儀・告別式があり、出棺と火葬が行われます。ねぎらいの心を込めた精進落とし、そのあとで四十九日の打ち合わせを業者と行います。また、そうした中でもうっかり忘れがちの名義変更の手続きを、遺族は行う必要もあります。

故人名義で契約していたら変更しなければなりませんから、安心はまだできません。寺院などへお布施を持って行くこともしなければなりませんし、菓子折り持参でお礼の挨拶まわりが必要になります。忌明けの四十九日にすることを喪主は事前に知っておかなければなりません。

また、会席を設けるのなら、その機会を無駄にしないために形見分けの品ものを渡すこともします。さらに、お位牌やお仏壇のことも考えます。先に上げたように、諸々手続きが必要になります。その一つが生命保険請求です。

すぐにやらなければいけないお金のことを考えることのできる遺族が、どれだけいるでしょうか。そうした知識がなく、故人名義の銀行口座の凍結に焦りや困惑する遺族の声も耳にします。葬儀費用を口座から工面する手筈なのに、こうした場合にも150万円までおろせる奥の手があるなど、知っておくべきことが沢山あるのが事実です。


栗林の葬儀攻略術!知識まとめコラム