黒の喪服は完ぺきに着こなしても、足元まで葬儀のマナーを守ることも大切です。基本的に選ぶべき靴は黒色であり、素材は本革や合成皮革に布地など、明るいパステルカラーなどは選びません。色さえ黒を選べば何でもよいわけではなく、派手なデザインのタイプは不向きです。
冬であっても黒なら良いだろうと、近年流行りのブーティーを履いたり、黒でもブーツを選ぶことはしません。歩くのには楽ですが黒でもスニーカーはNG、夏であっても女性が好むミュールやサンダルなども避けることです。
普段のお出かけや旅行などであれば、いくらでも靴は好みと流行を追うことができますが、相応しいシーンであるかどうかは考えなければいけません。選ぶべき靴は素材にも気を配り、尚且つできるだけデザインはシンプルであること、厳粛な場ですから靴選びにはこうした配慮も必要です。
爬虫類の革を普段は好む人であっても、イメージ的によくはないので、蛇やワニ革は避けます。遊びに行くときや日常なら問題のないエナメル素材なども避けますが、それは見た目が華やかに感じるためです。茶色もよさそうですが、葬儀の時には控えめな色であっても茶色も避けるようにします。
トレンドを追ってシルバーとか、派手な色の靴は選びません。