2020年07月04日

葬儀での辞退する内容をチェック

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葬儀では、予想以上にたくさんの会葬者が足を運ぶこともあります。今は、会葬礼状と共に香典返しも配ることが一般的ですが、足りないことも珍しくありません。この場合、葬儀後に改めて郵送してもいいのですが、十分と思える数より多めに用意しておけば、残りは訃報を後々聞きつけて自宅へ訪れる方々へ渡すこともできます。

線香代として受け取っても安心です。もちろん、余った分は返品も可能です。また、葬儀もコンパクトになり、案内に『故人の遺志により、香典は辞退させていただきます』と伝えられる場合があります。はっきりした伝わり方であれば、尊重しましょう。

そうしなければ、予定にない香典返しを用意するなど、遺族側に手間や負担がかかります。心苦しいならば、供物、供花を手配したり、参列を辞退して代わりに弔電を打つなどして弔うことも問題にはなりません。ちなみに、参列できずに香典を郵送する際、香典返し辞退と書き、少な目の金額を包むのも手の内です。

記載するのは、不祝儀袋の裏面や中袋の住所や氏名欄の横に書きましょう。郵送ならば、一筆箋などにお悔やみの言葉に辞退する旨を書き添えて同封したほうが、気持ちもしっかり遺族側に伝わるでしょう。


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