焼香のやり方は大人のマナー本などにも記されています。もちろん、そのスタイルには立ち、座りという違いもありますが、基本的には右側にある抹香を摘み、左にある炉にくべるのですが、額に抹香を近づける行為はマナーです。
数珠は持っていても、なしでも問題ありません。遺族や親族の方々へ一礼をする前に、まずは、故人の遺影に一礼をします。遺族へ一礼をしてから焼香を済ませ、また遺族へ一礼をして席に戻ります。もしも、小さなお子さんの葬儀であるのなら、お子さんも参列するはずです。
大切なお友達との別れになりますから、焼香を経験させておくのも良いでしょう。もちろん、無理強いはよくありません。辞退することもマナー違反ではありませんし、もしも、イタズラに抹香を摘み、床などにこぼしたりしてもそのまま、一礼して席に戻りましょう。
そのために葬儀社がいますから、抹香の処理は葬儀社が手際良く行ってくれます。また、車椅子や杖が必要となる障害者や高齢者の場合も、辞退して問題ありません。自分の順番がきたら、次の方へお先にどうぞ、というジェスチャーで合図をおくりましょう。
遺族も行いますが、順番としては僧侶が先に行い、次に喪主という順です。