2020年05月14日

火葬のみのセレモニーでは費用を最小限にできます

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最近葬式をできるだけ安上がりで済ませるために家族葬というのが大流行してきています。葬式マナーに照らし合わせれば、家族葬が許される場合と、許されない場合があるみたいです。許される場合というのは、その動機です。

天国に召されていった故人を身内だけでゆっくりと送り出したいという動機であれば合格です。ただお金を節約するという動機は不合格ということになります。葬式を安上がりで済ませる方法は家族葬だけではありません。セレモニーの選び方でそれを大幅に節約することができます。

例えば火葬のみの別れという方式があります。これは通夜、葬式、告別式を行わないで火葬場のみで天国に召されていった故人とのお別れをするというセレモニーです。葬儀の費用を最小限に抑えるためにはこれが一番確かな方法かもしれませんが、それには若干の問題点があります。

そもそも葬儀の目的とは何でしょうか。天国に召されていく故人との最後のお別れを、関係者全員に分かち合うということではないでしょうか。そういう意味では通夜や告別式を伴わない葬儀というのは、ある面で失格です。

天国に召されていく故人を尊重するという意味では、お別れ会をすることはとても大切なことでしょう。


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