2020年02月16日

キリスト教の葬儀に関するマナーを覚えておこう

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キリスト教の葬儀のマナーは、日本で馴染みの深い仏式の葬儀とは異なります。そのため、初めて参列することになったときは、どのような流れや作法で葬儀が進められていくのかを事前に確認しておくと安心です。まず、キリスト教の葬儀を執り行う場所は教会が基本になります。

そして、服装に関しては、仏式のときと同様、喪服の着用がマナーです。ブラックフォーマルをはじめ、靴やストッキング、バッグなど全て黒い色の物を選び、装飾品も控えめにして参列しましょう。また、仏式の際に用意する香典はなく、代わりに御花料を包みます。

金額に関しては故人との関係などで異なるので、事前に相場を確認しておくと安心です。さらに、仏式で行うお焼香もキリスト教にはありません。代わりに行うのが献花です。白い菊やカーネーションのお花を祭壇に捧げるのはマナーです。

この献花にも正しく行う作法がありますので、初めての人は頭にいれておくと、その場で慌てることがありません。捧げるお花を受け取るときは両手が基本です。そして、遺族に一礼をして献花台に進みます。お花の方を右手に持ち、茎の方を祭壇に向け献花台に置きます。

祭壇に一礼をして黙祷を行い、終わったらそのままの状態で数歩後ろに下がり、遺族に一礼をして席に、戻ります。この献花の作法をしっかり頭に入れておけば、一連の動作をスムーズに行うことができ、周りに迷惑をかけることもありません。

仏式以外のお葬式のマナーはなかなか体験することがないので、事前に復習しておくと安心です。


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