2019年12月14日

女性の葬儀のアクセサリーと御霊前を使う時

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故人の霊の前に供える意味を持つのが御霊前であり、不祝儀袋や香典袋の表書きに使われます。人間が亡くなった後ですぐにあの世へ旅立つわけではなく、霊として49日間は存在をするというのが仏教の考えです。仏になるのは亡くなってからしばらくしてからであり、49日に成仏をします。

だからお通夜や告別式に葬儀の際に、参列者たちが袱紗に包み持参をするのは、御仏前ではなく御霊前です。49日目には成仏をしますが、49日の法要の際にはどちらを選ぶか迷うかもしれません。結論から言うと49日の法要の時であれば、使うのは御仏前です。

お香典の表書きを書く際には、御仏前と書いて構いません。現代人のライフスタイルは様々であり、職種も多様化しているので、49日の法要もできるだけ皆に都合の良い日程に調整をすることが多いです。そのため49日法要をもっと早く繰り上げることもありますが、49日をまだ迎えてはなくも、御仏前を使用するようにします。

女性はファッションにも常に意識が高いですが、葬儀のアクセサリーに関してはマナーを守ることも大切です。基本的にアクセサリーは結婚指輪のみですが、何か1つ添えるなら一連のネックレスか、もしくは一粒の真珠のイヤリングを付けます。


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