2019年11月10日

葬儀後の会食に参加するときの注意点

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葬儀の後に行う会食のことを精進落としと言います。参列者や葬儀を行ってくれた僧侶を労うために料理をふるまいます。精進落としは一般的に華やかな料理を一人ずつのお膳で用意します。そのため、料理を依頼するお店には、参列者の人数と年齢層を伝えておくと、その会食に最適な料理を提供してもらうことができ、参加者全員が満足の食事をすることができます。

ちなみに、精進落としの流れとしては、喪主の挨拶から始まります。そして、故人の位牌の前にお供えのお酒を置き、参加者全員にお酒が行き渡ったら、僧侶の声がけでみんなで献杯をします。その後、それぞれ故人を偲び、思い出話をしながら食事をすることで供養としての場にもなります。

食事をする時間は一般的には1時間から2時間程度と言われています。その会食に参加する際にもマナーがあります。たとえば、お酒を飲みすぎないように気をつけることが最低限のマナーと言われていますので、その場の雰囲気を壊さないように、気をつけて会食を行いましょう。

また、会食に参加予定だったけど、都合がつかずに参加できなくなった場合は、遠慮せずにその旨を伝えましょう。会食で食べる料理を折りに詰めて持たせてもらうことができます。その場でみんなで食べることができなくても、お家で故人を偲びながら食べられるのです。


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