人が亡くなると葬儀をいたします。日本ではやはり仏式で葬式をするのが当たり前となっています。大抵僧侶が自宅に招かれて、自宅を使って葬儀の焼香などが行われます。それにかかる時間ですが、これはやはりケースバイケースです。
それぞれの家庭がお付き合いをしているお寺がありますので、そのお寺の住職に自宅までやってきてもらって、念仏をあげてもらいます。一番最後に僧侶からありがたいお話を聞いて葬儀は終了ということになりますが、そのまた一番最後に僧侶から戒名というものをいただくことができます。
その意味は亡くなった故人の天国での名前を与えてもらうというだけのことですが、思いのほか莫大な金額がかかります。とてもやりにくいのが、それは僧侶から請求されるのではないということです。つまり葬式を行う側の気持ちで、お礼のお金を僧侶に支払うということです。
ですがこれには一般的な社会常識があります。戒名についても、その相場が大体決まっています。例えば奮発したつもりで10万円を包んだとしても、その金額は標準には到底及びません。全国平均の話をするのもおこがましいような気がしますが、最低でも50万円を包むのが礼儀であるとされています。東京などでは100万円以上を包むのが当たり前となっているようです。