2019年03月14日

葬祭費給付金制度に関する基礎知識

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葬儀に関する費用については予告もなしで必要になるものといえます。そして、額面についても大きいことから支払いにおいて困ってしまうことも少ないとは言えません。香典などを利用してあとになって補てんすることは可能だと言えますが、依頼した専門会社に対しての支払いにおいて間に合わないこともあることから、行き過ぎた期待はしない方が賢明といえます。

そのため、とある一定条件を満たすと、国もしくは役所などから葬儀に関係した費用を負担してもらえるシステムがあります。こうした援助費用を給付金制度と言っています。こちらの給付金制度というのは、故人が国民健康保険若しくは後期高年齢者医療制度へ加入していて、葬儀を実施した喪主が申請することにより、国や地方公共団体から葬祭に関する費用の一部分が支給されるシステムになります。

この給付金制度においては、3万から5万円を申請することが可能です。それに加えて、東京23区につきましては一律7万円を申請することができます。しかしながら、葬祭費給付金制度に関しましては、あくまで費用等の負担を扶助することを意図したシステムですので、実際に実行しなかった場合支給されることはありません。


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