2018年08月27日

葬儀での供花の飾り方には決まりがあります

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葬儀で故人にお供えするお花のことを供花と呼びます。特に、喪主や遺族などが自分で用意しなくても、葬儀業者に依頼することができます。供花の飾り方には決まりがあって、基本的に故人に近い方から並べます。檀上の上から祭壇に近いところに喪主、その隣から近親者のお花を、故人に近しい順に飾っていきます。

ですので、友人関係や職場関係の方からのお花は、下段の遠い位置になるでしょう。この順番がトラブルの原因になることもあり得るので慎重に決めていくことが大切です。よくわからない場合は、詳しい近親者と相談したり、プロである葬儀業者からアドバイスをもらいましょう。

また、お花には1つ1つ名札がついてるので、付け終わった段階で必ず、名前に間違いがないことを確認しておきます。その際、順番についてもチェックしておくと良いでしょう。名前や順番のミスは、大変失礼にあたります。

中でも年配の方は気にする方が多いので、特に注意が必要です。最近は、供花を辞退するケースも増えているようです。その場合は、辞退する旨を手紙等で伝えたり、業者に連絡が来た時点で、丁寧にお断りしてもらうこともできます。名前や順番の違いでトラブルが起こることを避ける理由で辞退するというのも、ひとつの考え方ではあると思います。


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