社会人になったら大人の仲間入りですから、葬儀の際の服装も学生時代とは違いキチンとしなければなりません。働くようになったらお付き合いはグンと広がりますし、突然の朗報に慌てているようではいけません。冠婚葬祭は嫌でも増えていきますので、フォーマルな衣装は揃えておく必要がありますし、お通夜や告別式の機会も多くなるため喪服の準備もしておくことです。
学生時代であれば告別式への参列でも身なりはある程度まわりも寛容になってはくれますが、社会へ出た人間に対してその甘えはありません。喪服は自分のサイズにあったものを調達しておくこと、これは周囲の人からの評判だけではなく、お葬式などで故人を見送る側としての礼儀でもあります。
朗報はいつだって突然やってくるものですから、働く人は会社帰りにそのままお通夜に出ることもありますので、お通夜は地味な服装であれば構いません。告別式になったら男性はブラックスーツを着用しますが、間違えてもリクルートスーツではなく、慶弔両用で着用可能な黒系スーツです。
シャツは白でネクタイは無地の黒、ポケットチーフもタイピンも使いません。大人女子は黒のワンピースや黒色のフォーマルスーツで、足元は黒ストッキングでまとめます。