葬儀の前の日にはお通夜がありますが、お通夜終了後には食事の席となる、通夜ぶるまいで軽い食事を食べるのが一般的です。弔問客を喪主や遺族が、用意をしたお酒や食事を提供しておもてなしをしますが、これは故人を見送るための思い出の場所でもあります。
地域により夜ぶるまいの形式には若干の違いはありますが、現代では簡略化されることもしばしばです。昔のように弔問客にお酒やご馳走をふるまう形ではなく、お酒と折詰を弔問客には渡して持って帰ってもらい、通夜ぶるまいは遺族だけで行うことも多くなっています。
喪主の挨拶から始まる通夜ぶるまいは、挨拶後に弔問客に飲食での接待を行い終わる流れです。お通夜の後で寿司翌日には葬儀がありますので、大体この席は1時間ほどでお開きにします。そのためお通夜は夜の19時には就労をするスケジュールで行い、その後の通夜ぶるまいに関しても21時にはすべてを終わりにするのが、翌日のことも考えたスケジュールです。
またお通夜ぶるまいに出す料理のメニューですが、大体用意をするメニューはきまっています。お寿司にてんぷらに刺身の盛り合わせ、それから大皿でみんなで食べられるオードブルや中華料理や、サンドイッチなどの軽食などです。
飲み物はビールにジュースにお茶、日本酒などを用意することもあります。基本的にはイベントに出てくるようなメニューばかりですが、年齢層も男女も関係なく、日本人が軽食として食べられるメニューばかりです。