2018年01月12日
お葬式の形が変わって来ています
日本人が難しいと言われる理由に、生まれながら神様と仏様を信じていると言うことがあり、外国人には不可解なことの一つとなっています。笑い話にもなっているのが、多くの人は、困った時には神頼みをすると言われますが、「神様・仏様」と言い、仏様も同列で発想することもあるからです。
昭和の時代、偉大な歌手が「お客様は神様です」と言ったことに対し、お客様はいつしか亡くなってしまい、最後は仏様になることから、宗教は仏教だと言う人もいるようです。これらはあくまでも、冗談の世界の話ですが、面白い話として伝わっています。
そんな仏様を信じる日本人ですが、時代の変化と供に、この仏様を必要としない、無宗教と言う人も多くなっています。その宗教に囚われないと言われる人たちが行うお葬式には、宗教色を消したものが多く取りいれられるようになって来ています。宗教に囚われずお葬式を希望する人が増えたことから、葬儀社としても無宗教に沿った葬儀プランを提供するようになって来ました。しかし、お葬式に参列する遺族や親族には、批判的な考えをする人も残っており、誰もが簡単にこのお葬式を行うと言う訳にも行かないようです。宗教宗派に関係なくお葬式を行うためには、亡くなられた方が生前から無宗教での式を希望した場合、スムーズに行なわれることが多くなっているようです。遺族も、本人の希望通りの式を出すことが出来、納得の行くお葬式となるからです。これら葬儀の形として言われるものに、自由葬があります。遺族や近親者、友人などが集まり、自由な演出を行なうことで、最後の見送りをすることになります。これからも増えて行くお葬式の形と言われています。