日程以外を決めるのは喪主です。喪主としての心構え、事前相談、業者選びなどを行なってきたとして、あなたの頭のなかには葬儀に対してのこだわり、希望なども出てくるはずです。業者にあなたの希望を伝えることができるでしょうか。どんな形式を望み、どんな時間を過ごし、どこで行うのかをしっかり伝えるにはパートナーと一緒にとことん打ち合わせをする他にありません。事前相談にしても、弔問客数、形式、場所、こだわりたい内容、そして予算を念頭に置くことがポイントになります。
いろんな形のお葬式があり、身内だけが集まる形のお葬式を考えていく方もたくさんいます。身内だけを集めて、あまり目立たない形でお葬式を考えていきたい方もいたり、費用を抑えていくことを考えていくことも大事なポイントです。費用を抑えることをしっかりと考えて、身内だけが集まる形でお葬式を進めていく場合、料金プランなど、分かりやすく情報発信を行ってくれる葬儀業者に注目することをおすすめします。まずは、企業のホームページを使って情報を集めることが重要であり、家族葬のプランなど、料金をわかりやすく掲載するところもあります。
日本の仏式のお葬式では、故人の魂が迷わずあの世に行けるように、お線香を焚くのが一般的です。お墓参りやお盆などでは、スティックタイプのお線香を使用することが多いです。仏式のお葬式では、僧侶の読経が始まると葬儀委員長、喪主、遺族、親族などの血縁の濃い人から、順番にお焼香を行います。お焼香に使用するお線香は、粉末状になった抹香を使用しています。高品質で上質なお線香を使用しており、優しい香りが特徴です。遺影の前に香炉が準備されているので、自分の順番が回ってきたら、一礼をしてから前に進みます。
葬儀に参列する時に守りたいマナーの中には、服装や持ち物をはじめとして身につけるアクセサリーに関するものがあります。葬儀のアクセサリーについては、基本的には結婚指輪以外のものは控えるというマナーが存在しています。しかし最近では喪服の変化や西洋の文化の影響もあって、真珠のイヤリングやネックレスなどをつけて葬儀に参列する方も多くなっています。ここで注意すべきなのは、真珠であればどんなものでもよいというわけではなく、場合によっては非常識と思われてしまうものもあるという点でしょう。