葬儀は式場や火葬場など事前に予約をしないと段取りを決めることは不可能で、方法を確かめて困らないようにすることが求められます。火葬場は都市部になると需要が高いと確保が難しく、長くなれば遺体を保管する場所を利用しないといけないため追加費用が必要です。段取りを決める時は業者の担当者に相談すると要望に合わせてプランを提案してもらえ、遺族が満足できる内容であるか確かめて決めると安心できます。予約をする時は電話またはネットでもできますが、確認をしてから参列者に案内して通夜や告別式に集まってもらえるようにすることが大事です。
遠方で行われる葬儀に参列することになったときは、乗り物や宿泊先の手配など様々な準備をしておくことが大切です。ただ、新幹線や飛行機、高速バスなどで移動することになったとき、喪服を着て行ったほうがいいのか迷うことがあるかもしれません。基本的には、葬祭場には必ず家族のための控室が用意されています。遠方から参列した人は、この控室で礼服に着替えることができますので、移動するときは普通の服装でいても問題ありません。
インターネットの普及に伴い、WEB予約システムを導入する斎場が多くなりました。WEB予約システムは、利用者にとって便利なのはもちろんのこと、斎場側にとっても様々なメリットを実感できると言われています。まず、利用する人は専用のWEBサイトにアクセスすれば、24時間365日いつでも空き状況を確認したり、予約することが可能です。しかも、パソコンやスマートフォンからアクセスできるため、いつでもどこでも空き状況の確認と予約ができます。
合同葬に必要な費用は、葬儀の規模の大きさや会場の立地、親族や関係者の数などによって大きな開きがあるため、なるべく早い時期から契約を立てることが大切です。一般的に、各地の斎場で合同で葬儀を行う場合には、2人分の費用が必要となるケースが多いため、葬儀費用の負担方法について、遺族の間できちんと意見交換をすることがおすすめです。最近では、良心的な価格で葬儀を請け負っている葬儀社の数が増えており、無駄な演出を省くことによって、相場よりも数十万円以上費用が安くなることもあります。