最近、終活という言葉を耳にする機会が増えてきています。終活とは、大まかには、自分が亡くなった時に、どのように見送ってほしいか、自分の遺品や遺産をどのように扱ってほしいのかを、生前からきちんと整理しておくことを指します。たとえば、終末期医療についての希望や、自分の代わりに連絡をとってほしい人をリストアップすることなど、生きているうちから、自らの人生を振り返り、納得のいく最期を迎えるための準備全般が終活と言えます。
葬儀を執り行う立場となることは、長い人生の中でも滅多にあることではありません。滅多にないだけでも困ることは多いですが、身近な人が亡くなり深い悲しみに襲われているということもあり、より冷静な判断をすることは困難になってしまいます。しかしどこの業者に依頼しても同じということは一つとしてなく、料金や内容、スタッフの良し悪しなど異なる点は多いので慎重に選ばなくてはなりません。やり直しがきかない一度きりのことであり、納得できる内容となるのかは業者選び次第といっても良いのではないでしょうか。